藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

出口考(1)

*[七つの習慣]出口を見る力。

人は知能が発達しているから、例えば「出口の見えないこと」なんかへの耐性が弱い。

つまり終わりのない、果てしない何かを継続することは苦役に感じる。

例えば自分が学生だったころとか。

出口は見えなかった。

それ、裏返せば「出口」が見えればそれを頼りに、かなり粘り強く我慢できる生き物でもあるってことだ。

そして実際にだが、自分たちが過去を振り返ってみると、案外いろんなことに出口があり、でそんな「下積みたち」が実は役に立っていたなぁ、ということだって多い。

気づかなかったけれど。

 

七つの習慣の2つ目に「目的を持って始める(終わりを考えてから始める)」というのがある。

今の一日が一見「手間仕事だけ」に見えても、それがどこかの出口に向かって進んでいる可能性は十分ありそうだ。

つまり「出口を意識すること」を覚えれば、辛い今を感じても頑張れる。

今日一日を積極的に過ごせるのではないかと思う。

 

ただ、日々「出口探し」ばかりしているって、本当にそれだけでいいのだろうか。(疑)

(つづく)