藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

入り口ではなく

*[7つの習慣]なんでも出口。

不動産投資の話を聞いていると、よく「出口戦略」というワードが話題になる。

投資をするのに「マンションか一棟アパートか、それとも古い戸建てか」というように"入り口"のことばかり気にしがちだが、実は数年後から数十年後には「売却か建て替えか、それともメンテしながら長期保有か」というさらに先のことを考えねばならないよ、という実に示唆的なキーワードなのである。

 

ところがこの「出口」という言葉は他にも使える。

例えば「今日の出口」。

今週の出口。

今月の出口。

今年の…

そして自分の(人生の)出口。

という風に繋がっていく。

これ、7つの習慣の「終わりを考えることから始める」に他ならない。

小学校に行き始める子供たちに、まず話しておかねばならないのはこういう話ではないだろうか。

そしてその後の義務教育でも(義務教育って言葉はどこかヘンですね)、区切りのあるごとに「一人ひとりの出口を意識すること」を伝えておくのはどうだろう。

入り口ではなく、出口をみて!

と若者には言いたい。