藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

もう戻らない

*[ウェブ進化論]新しい生き方。

コロナの脅威が完全に去り、(それでも脳に後遺症などと発表されているから気味が悪いが)それまでの自分たちのスタンダードだった

「我慢して稼いで、そして何かに使うこと」

という生活スタイルに戻るのかどうか。

 

自分は若者のそうした「これまでの常識からの脱却」がさらに進むのではないかと思っている。

理由は一つで「今の大人たちがどうにもお手本には思えない」ということではないだろうか。

大人たちの顔は暗いし、眉間にはシワが寄っているし、何より楽しそうな気配がない。

それも暮らしはこれまでにないほど「経済的には豊か」らしいのに。

「それって違うんじゃないの?」ということを敏感に、(けれど当たり前に)感じ取っている若い世代は、「ともかく違う道」を探り始めるだろう。

また、そうういうふうに上の世代に反発し、抗っていくのが「世代間の自然な関係」なのだと思う。

 

日本が経済成長をして、永遠に思えた「成長モデル」の蜃気楼が消えてから30年が経つ。

まだ現役世代の大人たちも、ようやく「次のやり方」を探し始める時期にきた。

生まれ変わった気になって新しい道を探したいと思う。