藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

好機到来

*[次の世代に]今がチャンス。

この2年はコロナ騒動で揺さぶられ続けたけれど、これを機に考えることはたくさんある。

たとえば、これまでを機に「当たり前」を疑う

たとえば「ちゃんと」通勤しないとか、通学しないとか。

なぜ都会に住むのか、とか。

そういえばそもそも、自分はどんな暮らしが望みだったのか。

そんなこと考えたことがあっただろうか。

そんな「疑うこともなかった常識」を今一度考える、またとない機会だ。

 

昭和の価値観の「共同幻想」はとても強かったと思うが、それが平成を経て、急速に溶けつつあるような気がする。

「ただ豊かになる」という共通の指標が絶対ではない時代。

史上初めてのそんな感覚に、今の大人たちはまだ慣れていない。

政治家とか大企業とかも、まだ実感できていないだろう。

 

こういう時に小回りが効くのは若手とか中小企業だろう。

既存のエスタブリッシュが持っていた「成功」「成長」「常識」なんかを傍にして、自分たちの「時間を使う対象」とか「やりたいこと」を素直に考える世代が主流になると思う。

今の政治家や経済界が金科玉条のように口にする「経済成長」についてもそれが最優先ではなくなるだろう。

若い人は、旧時代の価値観から解き放たれて、次の「自分なりの大事をさがす」という波には乗り遅れないように。

 

ここでも「自分で感じ、考える」時代が始まっている。