藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

栗拾いを習慣

*[七つの習慣]火中の栗を拾う癖。

知り合いの誰かが困っている、という話を聞いたとき。

レベル1:「へぇー」とただ相槌を打つ。

 

レベル2:「実に大変ですねぇ!」と共感する。

 

レベル3:「自分がその立場になったなら…」と頭の中に展開し、何かためになる知恵を自分が持っていないかと考える。

 

レベル4 :自分が「解決のためにできることがないか」を考える。

 

レベル5:解決のために自らが乗り出す。

そして情けは人のためならず、ではないが、"いろんな種類の周囲の問題"に何とか解決策や改善策を考え、時には実践するのは何より自分の「解決力」を上げるだろう。

何より実戦は経験値を上げてくれるものだ。

 

以前、大前研一さんが問題解決力のスキルアップ練習に「周囲のあらゆる問題の責任者になってみる」という話をされていたが、それの個人版だ。

いざ実践してみると、当たり前だが「共感するのと、自分でなんとかするの」では大きが開きがあるものである。

ケーススタディで、業績不振の大企業の経営者の立場になって考えるのはなかなかの難問だが、せめて個人レベルで練習してみたい。

 

たまには栗が爆ぜて傷を負うことがあるかもしれないが。

あえて火中の栗を拾う、という習慣にしよう。