*[7つの習慣]鉄則を裏返しに(2)
7つの習慣を反対で見てみると、という話の続き。
3.重要事項を優先する⇔急ぎの仕事にひたすらかまける。
自分たちは日常に「忙しいこと」をたくさん抱えているから、もうそのタスクをこなすことが一番の仕事になってしまう。
本当は大事な人間関係のこととか、人生での優先したかったことなどは「日常に押し潰されて」いつの間にか月日が過ぎる、ということは想像に難くない。
忙しい日常の中で、いかに平静を取り戻して「本来の優先事項を考える時間を作るか」ということが重要になってくるだろう。
スマホやメールに追い立てられずに「自分の時間を作る」ことを実践する必要があると思う。
(公的成功)
4.Win-Winを考える⇔Win-Loseの選択をする。
三方よし、は近江商人の「売り手と買い手と社会貢献」という普遍の概念だが、「必ず互いの利益になる妥協点」というのはお互いが相手の立場になって考えないと解決策が出てこないものである。
往々にして「自分のWin」に走る習慣がある現代の商売人は、本気で「三方よし」を考えてみる必要があるだろう。
国際紛争などにもこうした考えが普及するといいと思うが、まずは国内の政治に必要な考えではないかと思う。
圧力団体×政党という縮図はもう終わりにしてはどうだろうか。
(つづく)