藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

単務とロボ(1)

*[ウェブ進化論]AIがやったほうがいい仕事。
先日「人件費の5年分で作れるロボット」がやれる仕事から代替されていくだろう、という話を書いたけれど、それとは逆の話。
 
「絶対にロボットではやれない仕事」ではなく、自分たち人間が「絶対に人にしてもらいたい仕事」とはなんだろうか。
よく接客とか医師の診断や介護などが話題に上るけれど、果たしてどうだろうか。
医師の診断はすでにAIが優れる分野もあるという。
介護だって休みなく、しかも間違いのない動作ができて、そのうち会話の中にも工夫がされて「純粋に話していて楽しいAI」はもうすぐに登場するに違いない。
介護職員の人件費が年に400万なら、そんなロボットが一台2000万円で作れれば介護職員不足の問題は一転して解決に向かうだろう。
ロボットが握り、お店に店員が一人の鮨屋さんも出てきている。
 
聖域はどこなのだろうか。

危険な仕事は、例えば車の運転はかなり危険な仕事なので早々に自動化の対象になっているし、相当な労力から人間を解放してくれるに違いない。

スピード違反もなくなり、白バイ警官は配置転換されることになるだろう。

街中にも監視カメラが溢れるように設置されれば、警察官も劇的に少なくていいし、その大部分はロボットが担うようになるだろう。

何にせよロボットは「単務」に向いている。

(つづく)