藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

解放の時代に

*[ウェブ進化論]給与の5倍ではできない仕事。

食堂の中の配膳ロボットとか、中華の調理をするロボットとか。

どれも大体「人件費の5倍」くらいが普及の目安だという。

つまり「月に15万円のアルバイトさん(年180万円)」の役割を「月当たり75万円」の価格でできるロボットがいたら、どんどん入れ替わっていくらしい。

5年間は壊れないとすれば「一体900万円くらい」のロボットが製造できれば、これからはどんどん人手から代替されていく時代になるだろう。

年収が500万円の人なら「2500万円ロボ」で自分の仕事が代替可能かどうかを考えてみるとイメージが湧く。

自分のことを改めて考えてみると、つくづく「代替できない仕事」なんてまるでないような気がする。

これは昔のプログラマー時代から「自分ならではとは何だろう」と常々不思議に思っていたことなのだが、結局未だにプログラミング作業は無くならないし、その後営業職に移ってからはなおのこと、自分のしているのは「右から左へのデータ処理でしかない」という気がしていた。

 

今回の"AIとスマホの波"は、いよいよそんな疑問を明らかにしてくれそうだ。

ようやく「クソ仕事」から解放されて、人間が自分の役割を定義し直すことを考えるとちょっとワクワクする。

 

多分当面は「AIをどんな風に使うのか」ということが主流になると思う。

そしてその後は何だろうか。