コロナの影響で否応なくデジタル化が進み、本当に重要な案件以外では「対面」がなくなった。
かなり強引だったが合理化が進んだと言っていいだろう。
代わりにデジタルツールも発達普及して、昔の「ひとりに一台のパソコン」どころではなく、スマホなども利用して実に多種類のアプリを利用する環境になっている。
先日、数時間パソコンの調子が悪くなっただけで仕事が完全に中断してしまったことがあり、少し「デジタルへの依存過多」について考えている。
デジタル機器に故障があれば、代替機を準備する必要があるが「すべてをクラウド」にしてしまえばあまり心配はない。
ただその"クラウド"に何かがあれば、かなりの自分のリソースは消失することになるだろう。
「クラウドにはそのような心配はない」という前提に立っていて万一のことが起きたら災害レベルの影響があると思う。
しかもクラウドは自分で運営しているものではないから、「どこに何が保存されているのか」ということが今一つよく分からないところもある。
何らかの理由で自分がログインできなくなることだってあるだろう。
そう考えると、クラウド一本というのは案外危険なことかもしれない。
再び「ローカルでのバックアップ」なんかが必要になるのではないだろうか。