藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

一方通行

*[ウェブ進化論]若さの惹起。

電車なので若い人の「真っ黒い髪の色」を見ていると、「無条件に若さの活力」と「若さの儚さ」を感じてしまう。

いよいよほんまの老境が訪れようとしている。

まだあどけない中高生などを見ていると、もちろんその成長するしかないパワーに羨みを感じ、同時に彼らや彼女らがこれから生きていくにつれての「苦労やら驚きやら挫折やら」を思うと、ちょっと同情してしまう自分がいる。

大きなお世話ですが。

 

もちろんこれから楽し嬉しいこともたくさんあると思う。

何か"若い純粋な精神"が、これからの色んな経験で鍛えられたり、汚れたりシワができたり傷付いたりするんだなぁ…大変だろうけどがんばってね…というような気持ちである。

純粋に若さが羨ましく、哀れでもある。

 

自分も少年の頃は、還暦くらいの大人たちにそんな風に思われていたのだろう。

一方で若い彼ら彼女らは、向かいに座るおっさん(自分)に対して「偉い年になってるなぁ。ああはなりたくねぇな」とは多分思っていないだろう。

 

若者には老人は多分「自分とは別物」に見えていたように思う。

若い人は「どんな老人になるのか」を少し想像してみてもいいのではないだろうか。

いずれそうなるから。