藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

魅力低下

*[ウェブ進化論]しんどい仕事。

若者の政治離れが進んでいるという。

そして「つきたい職業」にも姿はない。(昔は卒業アルバムに総理大臣と書いているやつがいた)

13歳のハローワークの100位以内にも見当たらない。

 

自分の友人は参議院で一度当選したがすぐに辞めてしまった。

理由は「効率が悪過ぎるから」とのことだった。

選挙運動にしても、政策を作るにしても、法律を起案するにしてもビジネスに比べれば「制約が多過ぎてとても耐えられない」とのことだった。

(また「規制に規制を重ねる官僚」にも辟易したという。何かが起きるたびに、自分たちで勝手に規制を作っておいて「二度となくさない」ことで仕事を作っているのが一緒にいて苦痛だったとも)

それはともかく。

 

「政治家は志を持つ」と言う。

けれど「政治家の本分は権力の掌握」とも聞く。

 

これでは政治家に「本当に志がある人」が絶滅してワイワイしているサラリーマン政治家ばかりになってしまうだろう。

"権力志向と隣り合わせ"でもいいから、そういうギラギラした人もいないと本当にサラリーマンばかりで「何も決めないというスタイル」が当然になってしまえば国は腐るばかりだろう。

 

昔は一揆とか武士による政権奪取をしていた日本だが、今見渡すとそんな「しんどい仕事」を進んでやる人がいないのも当然なのかもと思うが。