藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

まずは仕組みを

*[政治]公共の決め方。
「お役所仕事」とあまり良い意味では使われないものの、公共の機能と言うのはなくてはならないものではある。
例えば上下水が整備されていなかったり、街中がゴミで溢れていたりしては誰しも困る。
さらに街には公園があったほうがいいし、歩道も舗装されて広いほうがいいだろう。
しかし役所や政治家にただ任せていては、自分たちの住む街並みが、「住人の本当に住みたい街」になっているかどうかは怪しい。
 
政治家はよく街に緑をとか子供に公園を、などと演説しているが、実際には街の景観や施設の設置などを細かく地元の人が選んでいけるのが「良い公共」ではないかと思う。
今や古すぎて根拠もわからないような法律や規制で縛られ、代わり映えのしない街の景色が多い。
 
住みたい街にきちんと「変化していく仕組み」があれば、放っておいてもその町は誰もが住みたい街になり、人が集まってくるだろう。
 
いわゆる首長の人たちはそうした仕組みを作るということをまず第一に考えるべきではないだろうか。