藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

モデルチェンジ(2)

*[ウェブ進化論]AIで測定する。

AIもどんどん使われ始めているし、いよいよ人が「時給とおさらば」できるのだとしたら画期的なことだ。

奴隷時代から続いてきた「人工(にんく)仕事」という概念がいよいよなくなるのだとしたら「ホワイトカラーの解放の始まり」と言ってもいいだろう。

自分たちは頭脳労働、などと言いながらオフィスで"クソ仕事"をしてきた、ということをよく分かっている。

 

IT分野でいえば最近のAIはかなり複雑なコードも生成できるらしいから、それがもう一歩進んで「人が書いたコードの評価」とついでにバグ取りができるとさらに先は明るい。

(まあ人がコーディングしなくなった方がいいが)

思えば「コンピューターが読み込み延々と処理する命令たち」を人がコツコツと手で書いていたという方が原始的な感じがする。

なのでAIが人が書いたコードを「この処理でこの文字数と順番ならA判定です」とかいうようになれば、今のように「エンジニアの仕事の成果を時間だけで計る」という酷い仕組みはなくなるだろう。

 

同じことは介護などのサービス業でも同様で、仕事の量や顧客の満足度などを定量化できるようになれば待遇の改善などにも結びつけやすい。

AIに判定される、のではなく「定量化の測定器になってもらう」ということが肝になるだろう。