藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

モデルチェンジ(3)

*[ウェブ進化論]ロボットを使いこなす高齢者。

これから2-30年で働く人の人口が2/3になるとか。

そして高齢者は40%にもなるらしい。

自分は、だから「働く世代を増やすしかない」というのは対症療法でしかないと思う。

 

戦争を含めて「なぜそうした人口ボリュームになったのか」とか

さらに「高度成長期にどういう政策を取ってきたのか」とか。

そして何よりも重要なのが「これからの日本をどんな国にしたいのか?」を話さないと何も進まない。

今の若者に「こんな将来」「こんな暮らし」「こんな国」という将来像を示さないと、政治に関心も得られないし希望も持ってもらえないと思う。

 

高齢者がどんどん増えて、介護する人が足りないとはもうここ20年以上指摘されているけれど、具体的な施策はほとんど取られていない。

せいぜい税金を投入して介護職の報酬を上げよう、という場当たり的な策ばかりだ。

 

自分はこれからの高齢者は「自らどうした老い方をするのかを考えて選択すべき」だと思っている。

「誰かが自分の生活介護をしてくれるのを待つ」のではなく、どんな老後を過ごすのかは自分で選ぶのがこれからのあり方だと思う。

 

これからは介護ロボとかAIネットなども発達してくるから「どんな道具を使って自分の老後を過ごすのか」ということを老人が自ら考えて臨む時代になるだろう。

 

何事も受け身でいては難しい、というのはいつの時代にも共通の話ではないだろうか。