藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

そんな仕事に耐えられる? (2)

*[ウェブ進化論]部品化する自分たちのこと。

もうあまり気にする人もいないかもしれないが、自分たちは「無限とも言える連鎖(サプライチェーン)」の中にいる。

しかもコストとか効率を限界まで気にするから、もし「鎖のどこかのワンピース」が切れたらあっという間に物不足とかインフラなどに影響が出てしまう。

世間では「分業と効率化」はまだ進んでいるけれど、いよいよそういう"効率至上主義"の潮目が変わる時代になりそうだ。

 

さらにもう一つ。

分業化の進み過ぎた世の中は「人を部品化」してしまうことである。

毎日ただ一日中荷物を運ぶ人とか、

店頭で販売と陳列だけをする人とか、

ひたすら不動産を見つけて売り歩く人とか、

毎日コンピュータで動かすためのプログラムを書いている人とか。

 

自分は、コロナ騒動がもたらしたのは人々の「そんな連鎖社会」への疑問とか反発なのではないかと考えている。

より便利に、より低コストで「どんどん細分化した分業」が進んでいく。

世の中は非常に便利になるけれど、気が付けば"自分の一日"って一体何をしているんだろう?

と思い始めた、特に若い人たちの声が大きくなり始めているのだ。

 

だから「時給が高い」とか「成長している」とか「スキルアップ」というワードに反応が鈍いのだと思う。

けれどそういう傾向ってむしろ"原点回帰"で、「どこまでも経済ありきはもう止めよう」というまともな感性なのだと思っている。