藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

チャンスは幾らでもある。

人工知能の話を読んでいてちょっと考えたこと。
「最近新しいことを考えてなかったな」と。
また偶然、久しぶりに会った先輩に「社会人になって自分や会社のために走り続けてきて、気が付いたら定年前だった。」と。
こと仕事でもプライベートでも。
何かの折にふと立ち止まって考えるというのは必要だ。
けれどいつ立ち止まったらいいのかが今一つ分からない。
ただむやみに立ち止まったらただ突っ立っているだけだったりする。
何か外部の刺激を受けて「あれ、自分って」というやり取りが必要な気がする。
たった一つの新聞記事を見るだけでもそんな機会は訪れることがある。
本を読んだり、人の話を聞いたりしてもあるだろう。
要はどれだけ自分の刺激にするかどうかということだろうか。
概して他人の事はよく見えるもので、「それってあなたにとっては非常にいい機会なのじゃないか」なんてことはよく思うものだ。
自分のことほど客観的に見づらいものはないらしい。
また毎日新しいことを考えているつもりになっている、という思い込みも結構あるのに違いない。
(つづく)