藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

ペーパーレスはいつに(1)

*[ウェブ進化論]

ペーパーレスがグッと進むかと思いきや、ネットが行き渡ってもう20年になるが一向にその傾向がない。

それはともかく。

 

ITの普及のおかげだろう、個人情報がどんどん貴重になり、今自分が住んでいるマンションは表札を出している人は一人もいないし、先日はmailbox脇のゴミ箱も「個人情報保護のために撤去します」となってしまった。

(それにしてもしばらく設置されていたゴミ箱のゴミ投棄量はものすごく、いつみても入れ口からDMがはみ出していてなかなかに見苦しかったが)

 

先日、実家に帰っていたら戸建てに住む父親が「ゴミに出すものに名前が露出しているのはけしからん」と懸命に切り取っていたから、

日本中で郵便物の処分に心を煩わしている人はもの凄い数なのではないかと思う。(自分もそう)

 

「住所氏名の印字を消すスタンプ」もあったが、あれ完全には消えないんですよね。

やはり「マメに切り取って分別してから、裁断して別のゴミとして処分する」というしか今のところはなさそうだ。

 

ネットの便利さはさらに拡大し、一方では「デジタルマーケティングこそこれからの常識!」とはいうものの、現実には「電子メールvsダイレクトメール」の対マンになっている。

サブスクやサンプル請求などで、一度住所を知らせてしまえばそこからは「メール&郵便」のダブル攻撃が始まってしまう。

 

そしてその郵便物は自分で個人情報をチマチマと切り取らねばならない。(嘆)

(つづく)