藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

ようやくの自由化

*[ウェブ進化論]労働も変わり目。

どうして働く人がこうも減ってしまったのか、と人材紹介の仕事をしていて思う。

割とな単純労働に従事していた人たちは今どうしているのだろうか。

まだコロナ対策の給付金の効力もあるのかなとも思うけれど。

 

日本の働く人の人口構成は間違いなく流動化しつつあると思う。

つまり"ガラパゴス・ニッポン"も、ようやく学歴とか外国人とかいうことに関係のない柔軟性が見え始めているのを感じている。

企業がポテンシャルとか、未経験者とかいう「ごくフラットな採用意識」になり始めているのを感じる。

これまでは学歴とか年齢とか国籍とかの「見えないバリア」がとてつもなく分厚く、見えない「ガラスの天井」という壁があったのだ。

 

そしてそうなると、次には法律の流動化が必要である。

今のように「ガチガチの解雇規制」とか「組合による労働者保護」をある程度柔軟な合意ルールに変えていく必要がある。

でないと今のように企業側が「ひたすら守りに入るばかり」で、結局は企業の成長につながらないという、ここ50年ほどの悪循環がなくなっていくことを願っている。

 

そういう抜本的な政策を掲げるリーダーは、票読みばかりをする既存政党からは出てこないから、是非とも"若者の党"がたくさん出てきてもらいたいと思う。

 

時代の大きな価値観が動くのって、すごく時間がかかる。