藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

イヤホンを追いかけ。

どんなにwebが発達しても「手にしてみる」必要がある道具は結構ある。
ワイヤレスイヤホンをここ半年で(断線で)二つダメにし、さらに一つはどうしても自分の耳に合わず使用を断念。
スマホiPhoneに変えたら(純正の)AirPodsが続けて二つ失踪。(しかも耳に合わなかったし)
ついに見つけた、と思ったイヤホンを二週間で(多分居酒屋で)失くす。

半年で7つのイヤホンを失うという離れ業をやってのけたが、だんだん「本物」に近づいているような気がする。(嘆)

それはともかく。

ビックカメラの店員さんとはこの半年で顔なじみになり「またっスか?」と笑顔で迎えてもらう。(苦笑)
自分はもう「二万円以上の製品の音の違いがわからない」ということが判明しているので、選び方も実にスピード感がある。(嘆)
"crazy baby"という何やら恐ろしげな名前の製品を店頭で購入。
試聴して気に入ったのだが、後から「クラウドファンディングもの」だと知って驚いた。
しかもネットの評判は散々で、「音切れ」「音質」なども酷評されていた。
もし先に知っていたら買わなかっただろう。

製品のリリースからもう半年余り経っているせいだろうと思うけれど、「音切れほぼ無し」「低音よし」「高音マイルド」で実に満足のいく製品だった。
特にアナログ系の音が実に優しい。

最初のワイヤレスイヤホンはamazonのベストバイ、次のはオーディオ誌の評判、AirPodsはリリース評などを信じて買ったがどれも納得のいくものではなかった。

そして。

店員さんも忙しい中、こちらが「的確に質問する力」がないといい製品には出会えない、ということもよくわかった。
この歳にして。(嘆)

(つづく)