藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

ブログ深化論4、一応のまとめ。

ようやく自分にとり、将来の「ブログ・ビジョン」みたいなものに、腑に落ちた。

「知層」を織り成す一員として、自分もブログを続け、また、世界中に点在する「玉」を見つけ、魂振れ合おう。(たまぶれあう:研鑽し合う)

〝玉石選択〟の「新ツール」でも出現すれば、またさらに創造的な使い方に進化する。


と、梅田望夫さんのコラム。
http://blog.japan.cnet.com/umeda/

それで、自分がこれからBlogを長く続けていけるとしたらどういうタイプのBlogだろう、ということをずいぶん考えた。結論は、自分にとっての「知的生産のための道具」という意義に集約していった。
本欄では実験的に、活発な議論がわくだろうテーマをときどきは選んでみたけれど、正直なところ「そういうことをずっと続けていきたい」と思えるほどの興味はわかなかった。(中略)毎日続けている勉強のプロセスの一部を公開するという意味合いでBlogを始めて、それを続けてみようというのが基本姿勢だったわけで、結局そこに戻っていくのだなぁということである。
(cf.CNET Japanブログ>梅田望夫・英語で読むITトレンド)

共感。

では自分のブログ内で、「ブログ考」をまとめ。

さんざ「一覧性に優る。」だの「高アクセシビリティ」だの言ってきた。


さあ、カテゴリの[ブログ]をクリック。


これまで、自分のupは計10回。

1.「以前のブログ」何のためにアップするのか。(2005-11-11)
2. 「ブログの意味って何?」試行錯誤(2006-05-15)
3. 「ブログの意味って何?その2」の位置づけが変わった。-メディア化-(2006-05-24)
4.ブログの存在価値−総表現社会ロングテール(「ウェブ進化論」考察その2) (2006-08-01)
5.「取材で気づき。‘きかせてドットコム’」取材から得たもの(2006-09-08)
6.「地味だが、強力。」ブログにしか出来ないこと。(2006-10-03)
7.「脳の中の棚卸し。」脳内に住むロングテール。(2006-12-01)
8.「究極のツールの将来」ブログ進化論、〝知層革命〟
9.「〝知の時代〟の到来」ブログ深化論2−ブログの黎明(2006-12-04)
10.「問われる『知』の真価」ブログ深化論3−思考のSCM(2006-12-05)

思考整理。

自分なりに、一目瞭然。
どんな「オツム」をしていたのかわかる。


1〜5まで、は「ウェブ進化論」から受けた刺戟をそのままupしているのみ。稚拙。


5で受けた取材が分水嶺か。


自分の内なる思いが、何かを「アウトプットせい」と声を上げる。


6で、

「常にそこに記録がある」というブログの「一元管理の威力(とアクセシビリティ)」に気づく。

7でいよいよ

ブログの「思考支援ツール」機能を「実感として」うたがい出す。

さらに、これまで自分の脳内で「死に筋」だったタネすら、ゾンビのように復活する

「脳内ロングテール」と。

8では、ブログで磨き、貯蔵された

「知」の「次世代への継承」を考える。

もともと、ブログなしで、ずっと思っていたアイデアと完全一致。悦ぶ。


そして、

総表現社会」が一斉にこの「継承」をするさまを「知層」と。

9で、

今の自分だって、「集積し行く知層」の第一世代と気づき、フロンティア感覚、「知の時代の夜明け」を感ず。

10で、

「知」がweb上でサプライチェーンを形成する、と夢想。

そして

「玉と石」の選別が進む中、「知層」の中に光る、さらなる「思考の練り込み」の必要を感ず。

第一版、終了。

結局、ブログの使い方は本人の志向次第。


自分の場合、第一の方針が決まった。


まだ「アイデアの共有」や「コラボレーション」などについては、未経験。


しばらく先になるだろう。


だが、「内なる方針と意義(〝知層〟に参加していくという)」は見つかった、か。


次の深化まで、しばし継続。