藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

千夜千冊の迫力。

[読書録]究極。書評の達人。

(おお、アマゾングーグルがストロベリーチョコに。)
自分が浅学で知らなかっただけのかもしれないが、なんだかとてつもないコンテンツを、週末に見つけた。


〝千冊に込めた、400万字の書評〟と宣伝の文句はいささかグロいが、驚いた。


「生涯一編集者」を標榜し、2000年から一日に一冊の書評「千夜千冊」を始筆、2004年、「良寛全集」で完遂。その後も続く。


今、1174夜目で続行中。


著者は、松岡正剛(せいごう)氏。
1944年生まれ、63才。(wikiより)
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya.html  (氏のサイト)


一回の書評の中身の濃さと量。どのエントリ一つでさえ、自分の知識では100%の理解は困難だ。


しかも、自分の既読の本は殆どないゾ。(汗)


このwebコンテンツが昨秋、出版された。
この中身。ほ、欲しい。
が、99,750円(8巻セット)。
(この目次だけでも一見の価値ありだ。)

http://www.kyuryudo.co.jp/Senya-Sensatsu/flame.htm
特に第六巻の「茶碗とピアノと山水屏風・全180冊」とか。
第七巻の「男と女の資本主義・全202冊」とか。


気になる。


残部僅少、と書かれている。(嘆)


もっともっと話題になっていても良さそうなものだが、と思う。

□ webな世界のことなら・・・

松岡氏のサイト、うろうろと検索していたら、ようやく自分の知っている本の書評に出会う。
『グーグル・アマゾン化する社会 森健 著』
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1162.html


ようやく、なんとか付いていく。ウェブ進化論や関連の本にもきちんと目を通しておられるようで、興味深い考察が綴られている。とくにこの書評集がブログでなく公開された経緯など、分析的にかかれている。




ちょっと得体の知れない恐ろしさすら秘めたコンテンツ。
少し研究させていただきたいと思う。


既に知っている人、ぜひコメントなどいただきたい。



世の中、すごい御仁のあるものだ。
自分の「読書録」、まるでケシ粒。