藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

懸賞金つきだが。


そんな話をしていたらyahooが「捜査の掲示板」を始めていた。
名づけ「犯人を探しています」特集、と。

http://koukan.yahoo.co.jp/wanted

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ぜひとも「神の目捜査をお願いしたいところ。


だが、コンセプトがイケてない。
「一方通行」に過ぎるのだ。


さらにせっかく作ったというに、東京で14件しかアップされてない。
コンテンツ不足。
しかもかなり「干からびた事件」が目立つ。



先日も書いたが、もっともっと「犯人の側」を意識して作って欲しいものだ。


ぜんぜん仕上がりの違うものになるだろう。


「事件に興味のある人」はかなりの数存在するわけで、その「かなりの数」を動員せずして、webのご利益はない。


今のyahooなら、「web捜査のポータル」になれる。

若干不謹慎ながら、そのサイトを


「暇つぶしに見たい」と思わせたり、
「どのニュースサイトよりも事件の詳細が分かる」とか
クイズ感覚で(まあ懸賞金に釣られて)事件の推理をしてみるとか、


あるいは真面目に


法律問題について考察してみる、とか
量刑についてもの申す、とか
背景事情や捜査状況について質問する、とか


さらに

当時の目撃者探しや、
最近の目撃情報の連携などにもbbsとかを積極的に使う。


情報が荒れそうなとき、は警察がコントロールすればよい。

犯人の推理や、
犯行の動機、
逮捕の時期や
量刑など


ブックメーカが「賭けの対象」にするのは悪乗りが過ぎるだろうか


個人の誹謗・中傷に気をつけねばならないが、
検挙率は断然上がると思うのだが。


「神の目」が知れ渡り、抑止力となって犯罪が減るのなら、
「神の見えざる目」とならないか。

凶悪犯、ゆるすまじ。




物事を初めから「裏側ありき」で考えるのは、なかなか楽しい。


ちょっとしたトレーニングでもある。