藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

つまらぬ想像

あんまり何度も「ウェブ進化論」とか「梅田望夫」と打つのでいい加減ユーザー辞書に登録。
慣らし運転。


ふふふ、これで「う」と打つだけで梅田望夫ウェブ進化論ウェブ時代をゆく、と自由自在だ。
しかも「ウェブ進化論」「ウェブ時代をゆく」と鍵カッコつきバージョンもそろえておいたので最強だ。



かねてよりMS社製のおバカな変換に辟易していたこともあり、フム?と。


どこまで「マイ辞書(単語登録)」があれば便利だろう。
自分のよくタイプする単語は?漢字は?英語は?

センテンスではどう

連語で「自然は飛躍しない」とかはどうだろう。

「と気づく」とか
「となった次第」とかはよく使う?


そういえばメールで毎回 Dear,Ms.Theresa とか with the best regards.とか。


最近の携帯電話の「予測変換」を見ていてよくできているな、と思う。
反面もっと「単語同士の関係」とか「センテンス」とか「射程を延ばした変換」
はできないだろうか。


というか辞書ソフト群の開発者たちは、もちろん日夜そんなことばかり考えていらっしゃるのでしょうけど。


あまりに使いにくい道具を与えられると「何とかしよう」と思うものだな、と。
これも逆境のもたらす効果、さらなる思考の進化が生まれるかも!

自分のクセから

たとえば、自分の過去「タイプした文字すべて」から前後関係で「推奨単語を表示」するとか。


でもあんまり以前のものから予測されても困るか。
「は」と打って「派閥の領袖、小沢党首の本質を斬る!!」とかいちいち出てきたらいやだしな。


「い」と入力したら「いつもお返事が遅くなって申し訳ございません。さて、」とか。


これはいいな。
でもおれって返信するメールにいっつもこう書くほど、返事が遅いのか。
じゃあ「い」と打つのだけど「このたびはものすごく返事が遅れこみまして…」とか
同じく「い」と打って「お返事について考え込むあまり、つい失念してしまい…」とか


程度に応じたいろんなバージョンを用意しておく。
これで「い」だけであらゆる「遅延まくら言葉」がそろうな。

いっそのこと

それなら本文にも踏み込んだらどう。
「わ」と入力。


すると「私としては、賛成いたしかねます。」とか「お断りさせていただきます」とかのネガティブ系のものと、
その後に「分かってはおりますが、受けかねます」とか「まことに残念ながらこの度は」と柔らかネガティブ系のもの。

ようやくその後に「前向きに検討いたしますが」とか「このたびはご縁がありませんでしたが」とかの玉虫系。


最後に「慎んで受注させていただきます」とか「ぜひお任せくださいとか」


なんで否定系から表示されるのだろう。
おれってそんなに否定ばかりしてるのか。


まその先はあるかな。
文脈予測とか。
「いいセンいったけどやめます」というのは
「い」…弊社といたしましても、当然導入のつもりでおりましたが
「や」…周辺の諸事情を鑑み、まことに遺憾ながらこの度はお見送りせざるを得ません。


とかならラクじゃないか。

書き手の意図に応じてセンテンスを自動組成する。


そういや何も「自分の単語用例」じゃなくともよいな。
むしろいろんな文章のうまい人の文章から自動生成してくれたら素敵じゃない。


「かなりムリしてやったけどだめだった」とかを手紙二枚分くらいにする辞書。


それって「モデル文例集」とかとおんなじか。


そもそも何の話だったか。




おお、返事を書かねば。