藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

未曾有の効率化の時代(1)

*[ウェブ進化論]合理化至上主義。
地球温暖化と言われて数十年経つ。
未だ諸説あるらしいが、まあCO2の排出量を抑えることについては世界中で一致しているらしい。
けれど「排出量の削減」という中で「生産活動そのものを控えよう」という話は聞かない。
これほどの間隔(あるいは感覚)で電車や車や飛行機が必要なのか。
電車は1時間に数本ではダメなのか。
それほど速くなくてもいいのではないか。
そんな方向への議論は聞かれない。
 
一方「なんでもシェアして効率的にしよう」という話は盛んになった。
でも「もっと便利に」という方向にしか話は進まない。
AIが世の中の「需給予測」を正確にできるようになれば、いろんなムダは減る。
でもそのデータを使って「さらに先」のビジネスが始まる。
今後の数十年はそんな「効率化の究極」に向かっていくようだ。
スローガンは、より無駄なく・早く・需要に合わせて、だ。
(つづく)