オリンピック後には下がると言われていた中古住宅やマンションが値上がりを続けている。
日経の記事では「超低金利」「共働き世帯の増加(1245万世帯)」「日本株の上昇」「在庫の減少」が原因だと分析していた。
今年はそれが一服して調整局面入りするとの予想で、根拠は「金利上昇」「共働き世帯の減少」「日本株の先行き悲観」などなど。
コロナ騒動とか、オリンピックとか、アメリカの選挙とか、何かイベントがあるたびに「その分野の専門家」とか「マスコミとかジャーナリストや評論家」とか、さらには素人が、これまでとこれからについて解説するけれどどうだろうか。
正直「当たらぬ予言」ばかりだと思う。
それはともかく。
恐らく"こうしたこと"は昭和とか明治とか、いやそれ以前もずっとそうだったのではないだろうか。
つまり、近い未来は予測できない。
そして、そういうことはこれからもずっと続く。
"未来をもっとも的確に予測してきたのはSF作家である"という分析は、どうも正しい。
次の500年 繁栄に終わりはあるか 科学の予感を遥かに超えた別の国 ミラクル・ワールドへの旅立ち(エイドリアン・ベリー著)
円高かドル高か? とか、どこの株が上がるか下がか? とか。
そうした「丁か半か」ではなく、どちらのポジションも取らない。
で世の中の経済が、どちらに傾いても自分は破綻しないような立場を考えるべきだと思う。
「どちらかに乗りましょう」という誘いの声に、惑わされないようにしよう。