藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

突き抜ける営業。

株式会社 オフィス・コンビニエンス・デリバリーCEO、曽山秀二。曽山ブログ


※このブログ、開くと同時に「最初から最後まで」読まねばならないことになっている。
自分は昨年末にうっかり覗き、その夜の忘年会に参加できなくなった。
心してからぜひ、アクセスしてもらいたい。
営業マンもそうでない人も必見だ。


動画はここ。


「営業」の力を信じ、誇りを忘れない100人あまりの軍団を率いる曽山。
本物の営業。
営業のエキスパートか。


セールスとか、提案とか、そんな生っちょろいもんではなく。
営業一本。


自分はこの人のことを知り、つくづくアマチュア営業マンだった、と反省する。
飛び込み営業がどうとか、恥ずかしいとか、疲れたとか迷いとか。
もちろん人間だからいろんな感情はあるだろう。


その一切を封じて、迷いなくひた走る。

正面から向き合うこと

規制や、様々な問題に対し、その本質から考え、正面からアプローチすることは、近年自分が気づいた重要な考え方でもあるのだが。

営業、というものを正面からとらえる。

自分は今の(ソフト)業界に入って、皆が「営業に来ました」と言わず「ご提案に来ました」というのに驚いた。
「ご提案」とはなるほど「セールス臭」がうまく消えて、なかなかに便利な言葉だわい、と思ったものだ。


だが、それは営業と「正対」していないのだ、と気づく。
客に「おもねって」いないか。

自信のあるものを、自信を持って、自信のある価格でお客様に売る。

そんなことを気づかされた。


また、この曽山は組織に「完全実績主義」を貫く。
曽山ブログよくある話より。

「うちは完全実力主義である」「結果がすべてである」「俺がブレーキかけるまで突っ走る人がいい」「えこひいきは絶対にしない」と僕がず〜っと言い続けているのに、忠告してくれる社員は、僕が嫌いな馴れ合い的な調和が“普通”だから、“彼は間違っている”と非難する。(後略)

そう、(自分の会社も含め)多くの会社が「実績主義」を採用し、くじけている中、この会社はそれを貫いている。
あえて、その厳しい場所でのみ勝負するという選択。
時間を惜しみ、成長を志向し、上場めがけて突っ走る。
すさまじ。

自分の36才と比べたら、徒歩とヘリ、くらいの差はあるか。(トホホじゃ)


そのうち、修行に行きたいものだ。

営業マンは必見。そうでない人も読んだほうがよい。

以下、中でも必見のエントリを上げておく。


営業マンの使命(新規開拓は13.5回の訪問が平均と。営業さん必見)


やりすぎは良くないけどより

ちなみに僕が一般社員、サブマネージャー、マネージャーのとき・・

信号やエレベーターを待つ時間がもったいないと感じた。

将来に繋がらないくだらない話はしたくも聞きたくもなかった。

寝る時間がもったいなくて平均睡眠時間は3時間だった。

家に帰る時間がもったいないからよく事務所に椅子を並べて寝た。

1件アポが入ったぐらいで堂々と外に出る勇気はなかった。

必要数を達成してるぐらいで笑うことはできなかった。

朝は6時に起きてメシ食って、日経呼んで、ロープレやりながら出勤した。

日曜日も祝日も祭日もほとんど会社を休んだことがない。

やりすぎて右目が失明しそうになった。

やりすぎて体壊して2回入院した。

未達成の日は悔しくて舌噛んで死のうかと思った。

考えても答えが出ないときは上司に食らいついても離さないで答えを求めた。

営業を失敗するごとに新しいトークが生まれた。

外回りの間、座ってモノを食べたことは一度もない。

昼飯は専ら駅構内の立ち食いそば。

外回りの間、止まってタバコを吸ったことなど一度もない。

アポの時間の5分前に着いても、必ず1件は周りで飛込みした。

やってやれないことはないと心底思っていた。

「念ずれば花開く」が座右の銘

IT革命。(川を、高速道路を渡る営業マン)

即決ってどうなのよ?(クロージングの極意。これも必見)

偉大なる義務、仕事。そして営業職。より(営業、に身を置くものの条件とは)

営業職でありながら、数字に疎い人、成長意欲が低い人、「単なる義務」として仕事している人、口だけ頑張りますと言える人、結果を他人のせいにしている人、結果をお客さんのせいにしている人、結果を市場や商品のせいにしている人、そして努力しない人は、今すぐ考えを正すか、退場すべきでしょう。


退場しないで済みますように。