藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

占いの科学。

愛知県警が県内の交通事故を12星座で分析しているという話より。
みずがめ座の人がどうも事故に多く関係している傾向だという。

人は占いとか傾向分析が好きな生き物だから、いっそのこと色んな統計も全部「占って」見たらどうだろうか。
大きくは景気の動向とか、職業別の星座とか四柱推命とか。
もちろん占いの王道、血液型も「芸能人はB型が多い」とか曖昧なものではなく、また「B型は自分勝手」とかでもなく(私だ)、
経営者は何型が多い、とか
犯罪者の血液型とか手相とか人相とか生まれ月とか、
政治家とか公務員とかスポーツ選手とか芸術家とか。
いまメジャーに取り上げられている「占い的なもの」をまとめて数値で表してみれば、本当にそんな因果関係があるのかどうか、あるいは科学的ではなくても傾向として話題にできそうなものがあるかどうか、しかも結構話題は尽きないのではないだろうか。

今世の中にある、「あらゆる統計×占い」をしてみれば案外面白い特徴も出てくるかもしれない。
さらにはそうした「占いの環境因子」と「生まれてからの環境因子」を組み合わせれば、かなり複雑な考察をすることもできるだろう。
うお座でA型のエンジニアは…とか
九紫火星で関西出身の弁護士で風水は…とか
あらゆる切り口の考察が出てきて、却って面白いのではないだろうか。
一部の占いに拘泥しているより、いまのスピード時代だからなんでも占ってみるというのも一案だと思うのである。
結局は手慰みの話題、という気もするが周囲の全てを占ってみるのも今の時代らしいのではないだろうか。

交通事故の死者、みずがめ座が最多 愛知で星座別に分析2015年9月8日20時08分

星座別の特徴と危険月・曜日

 交通事故の死者数が12年連続で全国最悪の愛知県。県警は、過去10年間の死亡事故を分析し、12星座別の特徴や危険な月、曜日をまとめた。7日には今年5回目の「交通死亡事故多発警報」が出ており、県警は「交通安全に関心を持ってもらい、事故防止につなげたい」としている。
 県警によると、県内で今年に入り6日までに交通事故で死亡した人は、昨年同時期より11人増の136人に上っている。2位の大阪府よりも11人多く、今年も全国最悪になりそうなペースで事故が相次いでいる。
 県警交通部は、昨年から事故防止のための交通監視を強化し、幹部らも毎日、朝と夕に街頭に立つ。また、交通総務課は過去5年間の事故を分析し、毎月、発生しやすい時間帯や原因を発表している。
 しかし、「普通の統計では、なかなか注目してもらえない」(交通部幹部)ことから、星座別の分析を思い立ったという。
 対象は2005年から14年までに起きた死亡事故計2829件(死者2911人)で、死者の星座別に事故原因や時間帯、発生場所などを調べた。その結果、最も死者が多かったのはみずがめ座(321人)で、少なかったのはいて座(198人)。原因別では、飲酒運転の最多はしし座(27件)で、高速道路での事故が最も多かったのはうお座(15件)だった。
 例年、年末に向けて事故は増える傾向にあり、交通部幹部は「この状況を何とか打開したい。今後も事故の分析を続け、事故防止に役立てていく」と話した。