藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

近道はなけれども

*[ウェブ進化論]好きなことで苦労する、という王道。

やりたいことを仕事にする、というのがベストだがその「やりたいこと」が分からない、というのが普通ではないだろうか。

義務教育や大学を出たくらいで社会人経験も少なく「私は生涯これをやりたい」などと言える方が珍しい、というかちょっと心配な気もする。

 

また、社会に出てからというのは厄介なもので「スキル」というものが必要になる。

スキルがないと年齢と共に仕事は無くなってしまうことになるのだ。

そしてそのスキルを付けるにはトレーニングが必要になってくる。

レーニングというのは楽ではない。

むしろ「苦しいこと・負荷をかけること」がトレーニングの中心になっている。

 

結局「どのような道に進むにせよ苦しいトレーニングからは逃げられない」ということを前提にやりたいことを探してみるといいだろう。

目先の経験が苦手なことでも、その先にはいずれ「その仕事なりのカッコよさ」があるものだ。

 

嫌なことをただ続けるのではなく「やりたいことで苦労をする」というのが後悔しない選択だと思う。

これは30年、40年もかけた苦労の末に、「何のこっちゃ」「一体何だったの?」と心情を吐露する社会の先輩たちを何人も見てきた実話なのです。