自分は自分の時間を、必要とする人がいれば売るだろうか。
「私の30分売ります」というキャッチで時間を販売しているサイトがすでにある。
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面白い試みだが、物のシェアと違って「人と会う」ということになると途端にハードルが上がる。
ネットでの会話はそれほど軽く、リアルの対面はそれほど大変なことなのだ。
この辺りの心理的な壁とか、互いの条件の決め方などに工夫が加われば、こうした「デジタル・サロン」のようなものも一気に広がる可能性があると思う。
たとえ一時間とはいえ「コーチング命」の人と喋るのは怖い気がするし、ホステスをしている女性とランチをただ楽しむ、というのも何が目的か分からない。
自然さ。
気軽さ。
でも互いの事前の意思疎通、なんかが普及のための要素ではないだろうか。
facebookなどがリアルとネットの"ちょうどいいあたり"で普及している媒体が、「オフ会」になった途端に別のものになるということはしばしば言われている。
私の30分を「なぜ売るのか」
あなたの30ぷんを「なぜ買うのか」
というすり合わせが上手に出来れば、面白い試みになるのではないだろうか。
シェア業界はまだまだ面白いことがいっぱいある。