流行りの情報とか、ニュースとか、ノウハウとか法則とか。
多分、今の時代は「これまでで初めての時代」であるはずなのに、自分たちは「過去のノウハウ集とか回答集」につい惹かれてしまう。
人間の心理の弱さというか、無理もないところ。
ということは。
成功の法則、などというよりも「物の原理」が根本的にどうはたらくか、ということ。
と、
その普遍的な"原理"が当てはまるだろう「今」はどのような"変数"でできているのか?
という発想はどうだろうか。
変わらぬ物理とか科学とか経済とかの「根本的なこと」と、その原理が「今のいろんな条件下」ではどうはたらくか?
という二つの系で物事を考えられれば、瑣末な情報に翻弄されずに、かなり世の中が見えるような気がする。
過去の名経営者と言われる人たちは、独特の人間観とか経営哲学などを後世の人がまとめているけれど、それって実は「根本的なこと」と「当てはめてみる条件」の話なのではないか、と思う。
つまりは「古典×ニュース」の発想じゃなかろうか。
ネットやITがますます進んで、ますます自分の日常が貴重になってきている。