藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

読書の理由。

自分の本棚や溜まった本を見ると、圧倒的にビジネス書とか技術書が多い。
反対に和洋の歴史書、古典、詩歌、さらには小説が皆無だ。

文化のテイストがない。
この無味乾燥な本棚が意味するものは何か。

改めて自省すると。
自分は結局「流行」を追いかけているのではないか。
今のビジネスとか、健康とか、人付き合いとか、価値観とか。

そんな「今の流行り」ばかりに気を取られていたら、こんな本棚になるのではないか。
そんな嫌なことに気づいてしまった。

自分だけのことを考えてみても、ネットの普及でそんな傾向は増しているように思う。

昨年はAIやIoTがこれまでになく注目され、これからますます情報の洪水は激しくなるのは疑いがないところだ。

自分の部屋が本でオーバーフローしたのをきっかけに、自分の人生のキャパを考える。

「本当に重要なこと」と「実は流行りものでしかないこと」をかなり注意してかからないと、残る人生はあっという間に燃え尽きそうだ。

ネットよりも書籍に。
書籍よりも時間に。
そして"インプットとアウトプットのバランス"に何より注意を払おう。
あ。結局バランスか。
(つづく)