藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

新しいものに注目する。

起業するのに大事なのは「儲け方」とか「製品」ではない。

「相手は誰か」が全てだ。

そして

自分にとって新しいことを。

これまでの「自分の経験の近隣」で考えると、どうしても新しいものは出てきにくい。
その分野の専門家たちが日々、ウンウン言いながら考えているのだから、その中で自分が突出したアイデアを出すのは至難だ。

自分が打ち込めそうで、新しいこと。
これがピタッと探せれば、起業は半ば成功したようなものだと思う。

自分も含め、「まずこれありき」で始めないで「仕事をもらって稼ぐ」とか「製品を仕入れて売る」とか「ネットを使った云々」という文脈で起業をすると、走り出してから、色々とと発展したりトラブルが起きたりするたびに方向性がブレてくることが多い。

勢い「より儲かりそうなサービス」とか「生産性重視」とか「富裕層ねらい」といったふうになったりする。

ビジネスは、お客や自社スタッフや同業者と関わって広がっていくものだから、何か「信念」に近いような方針とかは最初に固めておかないと後に禍根を残す。
(つづく)