藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

人生の監査。

人生の決算の最後は死に際だとしても。
それまでに年を重ねるうちに、毎年「自分なりの決算」をしてはどうかという話。

「彼女に振られたし転職もした。この一年、結局赤字かよ」とか。
「キャッシュは増えなかったけど、人脈と趣味は増えた。資産はプラスだ。」とか。

あくまで自分なりの価値観とか基準で「自分の一年」を振り返る。
会社だって、毎年決算を重ねていかないと、会社の健康状態が分からない。
「大丈夫、健康ですよ」と社長が言うけれど、相当メタボとか、筋力が落ちている、というのはよくある話だ。

ということは。
「自分の年次決算」をしているにしても、独りよがりではいけない。
つまり税理士とか会計監査なんかがやっぱり必要だろう。

「人生の会計監査」。
うう。嫌な感じだ。

でも自分のことだから「フジノさん、この生活スタイルは理想通りですか?」とか
「仕事の時間の使い方は予想とズレてませんでしたか?」とか
「人間関係は減る一方ですが気付いていましたか?」とか。

自分の過去一年を、締めて分析してくれるような職業も登場してもおかしくない。
さしずめ「人生監査士」だ。

結構深い相談になるのではないだろうか。