藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

今年の終わりに(1)

*[振り返り]アウェーに学ぶ

毎年、年末になる二日ほどはその年を振り返るのが自分のくせらしい。

昨年はこんな感じで健康のことばかり書いていました。 

why-newton.hatenablog.com

で今年は何と言っても、複数の福祉施設で実習を受けられたことが一番のトピックでした。

これまでも老人ホームやデイサービスへはしばしば訪問していましたが、

 「利用者の立場」で施設を見ているのと「提供者の立場」でいるのではそれこそ180度立場が違う、ということが実感できました。

また「提供サイド」から見た高齢化社会とか、高齢者ご本人の人生観・健康観・家族観などの様々な価値観について、また現在の日本の福祉制度についても実に考えることの多い一年でした。

 

そして、あと20年もすれば「後期高齢者」になる自分世代がどのような人生観・死生観を持っていなければいけないのか、ということをはっきり意識するようになりました。

何事も「現場がすべて」と言いますが、現場を見ずしてはどんなに優れた戦略も"魂"が入らないのだ、と改めて思っています。

現場に、アウェーにすべてのヒントがあることを再確認した一年でした。