藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

情報で武装すること。

例えば、賃貸アパートを借りて、後からいろいろと不具合が発覚したり、実は相場より高めの設定だったりして悔しい思いをしたことはないだろうか。
自分は数えるだけで、中古バイクの購入とか、マンションの購入とか、株の売買とか、就職面接とか、洋服の購入とか、旅行の案内とか、家電の購入とか…
今考えると「実にヒネリやすい客」だったのに違いない。と思う。
今さらながら。
思い返せば、これだけの罠に引っかかっていながら、今また別の罠にはまる自分が見える。(嘆)

例えば就職や転職をするなら。
大事な自分の時間を使う話題なので、実に将来のことを真剣に考えながら決めなければならない。
決して給料が高い、とかキツくなさそうだ、とかいう単純な動機で選ぶべきではない。

けれど「対峙する相手」はいつもその道のプロである。

「駅からは少し遠いお部屋ですが、緑が多い環境ですよ」とか。
「この服はゆったり目がお似合いになりますね」とか。
「このテレビは型落ちですが性能は十分です。お安いですよ」とか。
相手は、何百という客をあしらってしてきた猛者なのだ。

だからそういう「プロ達が自分たち素人をどのような目で見ているか」ということを事前に調べるのはひじょーに重要である。

あなた、なんでこんな色のコート買わされてきたの?
とならないために"プロ目線"を事前に、ぜひ考えておきたいものだ。
丸腰で相手の前に立っては勝ち目がない。