藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

経営を科学。

*[ウェブ進化論]経営と商売。
幸福の科学がどれだけ幸福を科学しているのかは知らないけれど、

経営というのもこれほど日々騒がれてテーマにされているのに一向に「科学」されていないと感じるのは自分だけだろうか。

バランスシートとかコンサルティングとかいろいろあるが、どうも目に見えて改善の兆しがないのはなぜだろう。(嘆)
そもそもなぜ丸善の書棚にはあれほど経営の本(と人生の本)が立ち並んでいるのか。
うううむ。
 
おそらく「関係する因子が多すぎる」とか「方針によって変わる」とかいう話なのだとは思うが、どうにも釈然としない。
「あなたの会社は在庫が多い」とか「新規事業がない」とかいう話は部分的には理解できるが、だからと言ってでたらめに投資しては本末転倒である。
 
最近、どうも"経営の核"にあるものが原因なんじゃないか、と思い始めている。
どうも「経営」と「ビジネス(商売)」は似て非なるものなのではないか。
ビジネスって「誰に何を提供する(売る)か」というだけで、そこにはあまり精神的なものは問われない。
イカサマ品を売らない限り、そこにお客がいれば商売は成立する。
経営というのは、どうもそういう「売れればいい」という世界とは別次元の話なのだと思う。
 
だから「企業理念を持ちなさい」と言われるのだ。
そして経営を科学すれば、一番科学とは遠い「情念」とか「直感」とか「人格」とかに迫ることになりそうである。

正解というのはなさそうだが、原理とか原則というのはあると思う。

で。
それをまとめたら松下翁の経営三十訓、とかにたどりつくのだろうか。
まだ先は長い。