藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

本を考える

*[ウェブ進化論]食い殺されないために。
読書家やジャーナリストや学者といえば"本棚"だ。
多ければ数万冊の蔵書が自宅にある人も少なくない。
そんな蔵書が文庫になった人もいるけれど、それでも蔵書のどれほどの部分を消化できたのだろうか。
 
自分の家にも「死蔵」になりそうな本がかなりあるが「せっかく買った本をパラパラ読むだけで処分することになる」、けれども本というのはそのぐらいの覚悟を持って望まないと、間違いなく自分が先に逝ってしまってお終いになるものだろうと思う。
残されたものはゴミになるだろう。
 
さらにこれがネットの場合はさらに深刻で、推敲の度合いが書籍ほど深くない分、玉石混交の度合いが半端なく、しかも散乱している。
しかも先に目に入ってくるスピードが速いので取捨選択が難しい。
 
自分たちは限られた時間を、いよいようまく使う方法を探す時代に来ていると思う。
デジタルの時代は、そんな工夫を自分たちに改めて迫ってくるのではないだろうか。
 
まずはスマホから離れよう。