藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

ITの威力

*[ウェブ進化論]財政の透明化。
2024年の新円切り替えに際して、「現金が大幅に制限される」と言うお話をよく聞く。
日本人の保有資産は1883兆円(2020年)あり、その55%の1030兆円が現金・預金なのだという。
新円に切り替えて「(100兆円を超す)タンス預金をあぶり出す」とか、今のように不透明な地下マネー取引や脱税等を発生させないためには、時代の流れから言っても正しい方向だろう。
新円に切り替えて以降は、旧札は使えるものの「大きな現金取引」はしにくくなるだろうだからだが、その先に目指すのは「フル・デジタルマネー」の世界だろう。
お金に「印し(フラグ)がついてしまえば、基本的にアングラマネーは存在できなくなる。
税金は正しく払いましょう、というわけだ。
しかし、しかしながら、しかしながら。
他方、

使った税金に対しても、今後は「すべてを明らかにして欲しい」ものである。

脱税がなくならないのも、自分は「お上への不信感」があると思う。

大くの納税者には「払って喜ばれる税金は払う」という気持ちはあると思う。

一方、交付金の配布とか、公共事業だとか、全然「自分たちの知らないところでお金が使われている感覚」は、国民皆が持っているだろう。

国民の税金をはっきりさせ、そして政治家や行政がどう使っているのかをさらにはっきりさせることが、国政では一番重要なことではないだろうか。
IT技術がそのために役に立つだろう。

"IT技術による国の財政の透明化"をぜひ公約に上げてもらいたい。

若い、新しい政党にこそ気づいてもらいたいと思う。