*[次の世代に]幸福は足下に。
国連が発表している世界幸福度ランキングというのがある。
日本は何と56位(昨年は62位)でG7最下位。
基準は
1.一人当たり国内総生産(GDP)
2.社会保障制度などの社会的支援
3.健康寿命
4.人生の自由度
5.他者への寛容さ
6.国への信頼度
だという。
それにしても日本ってそんなに低いかね? と驚いたが記事を読むと日本は「自由度と寛容さ」が原因らしい。
自由度とは労働環境(労働時間とか休暇とか)で、寛容さとはボランティアの習慣や寄付行為とのこと、なるほど。
また幸福度の高い国は
・社会保障の充実
・教育制度の充実
・ジェンダーギャップへの配慮
が特徴だという。
日本人は、自分が思うに「自己肯定感が高くない国民」という気がどうもするけれど、一度国内で「幸せの定義」をアンケートしてみたほうがいいだろう。
自分たちは「大体どんなことが幸せと感じる」生き物なのかを今一度確認するのだ。
それにしてもこうして基準と課題を並べてみれば、先の選挙の"バラ撒き公約"みたいなことじゃなく、ちゃんとした政策が見えてくるのではないだろうか。
政治家には、ぜひ本筋に却って施工してもらいたいものだ。