藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

シナリオを考える(1)

*[次の世代に]解釈する力。
何か難儀な事態が起きると、途端にそれで頭がいっぱいになるのはよくあること。

けれどそれも、場数を踏んでいくと「またかよ!」という気持ちになってくる。

耐性がついてくるのだ。

そしてこれ、コップの「半分の水」をまだ半分、もう半分…という話と同質だ。

物事は"とらえ方次第"なのだとつくづく思う。

今の状況を「いかに悲観的に捉えて最悪を予想するか」というリスクの視点も大事だし、「どんな楽観シナリオを描けるか」ということも等分に考える必要がある。

"左右両極端"に視野を広げてみて、その中から「自分の思う最善手」を考えるという思考のクセをつけるといいだろう。

 

自分たちは情緒的な生き物だから、何か思わぬ事態が起きるとどうしても感情が先に立つ。

ついつい「自分以外を気色ばむ」実に自分中心な生物なのだ。

と、いうことを予め頭にインプットしておくと、感情に振り回される事態をかなり防ぐことができる。

緊急事態はある意味自然に起き、それが自分の予想外だから驚いてしまう。

けれど「そこからどうするか」ということと、事後に「なぜ起きたか」ということを考えていけばいいだけのこと。

 

何でも自分中心で感じて慌てない、慌てない。