藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

一本足のリスク(2)

*[ウェブ進化論]パートナーの機嫌。

昨日デジタル一極集中の怖さについて話したけれど、もう少し軽い話。

自分は使い心地が好きでmacOSを使っているのだが、ブラウザをあまりにたくさん開いたり、資料やソフトをいくつも同時に起動したりしていると、時に非常に調子が悪くなる。

まるで嫁さんの機嫌のように、反応が悪いわ、しょっちゅう固まるわ(返答なし)、しょっちゅう待たされるわ(ポインタがずっとグルグルしている)、突然再起動し始めるわ、一方的に自分の話をし始めるわ、と。

 

それを慌てて丁寧に扱いメモリを解放し、たくさんのウィンドウを閉め、「悪かったね無理させて」という感じにして再起動すると、機嫌が元に戻っていたりする。

 

そして元どおりの「快適な動作環境」に戻っていると、また同じことが起こる。

どんどんブラウザを立ち上げて検索したり、クラウドも複数の場所を同時に使って更新する。

ハードディスク全体の検索も、メールの全件検索もよく使う。

そうすると少ーしずつ、また反応が悪くなってくる。

日本語の変換が遅いとか、ブラウザのネット検索がトロトロしてきたら、相棒の機嫌は悪くなり出している証拠だ。

そしてそのまま気にせずに、どんどん自分のことばかりしていると「もう、お暇をいただきます」ということになる。

 

家族も嫁さんも細かいメンテナンスを怠ると、払う代償は痛いモノになるということを覚えておきたいと思う。