藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

必要条件(1)

*[ウェブ進化論]安定のためのキーワード。

国の役割の根本は「その国の国民を飢えさせず、安全に生活させること」なのだという。

国とはそういうものらしい。

ならそれを世界でやってよ、と言いたいが現実は浅ましいものだ。

それはともかく。

 

「飢えさせずに安全」というのがキーワードである。

これはもちろん「世界で」でも当てはまるが「地域」でも当てはまる。

そして「家族」にも当てはまる。

そして「自分」にも当てはまる。

根本は「飢えずに安心」つまり「いろんな意味での安心」ということが肝心らしい。

 

反対に一部の権力者は「権力そのものに食われて」しまうようだが、「安心」がいろんな意味で担保されれば、自分たちはそれ以上をそれほど求めないらしい、ということも最近分かってきたことだ。

 

餓鬼のように富が欲しいとか、無限に権力の掌握がしたいとかいうのはむしろ珍しい存在ではないかと思う。

(けれど自分も知る、過去半世紀は「そんな人たち」が大方だったのだ)

健康とか安全とか福祉とか、いろんな面でのレベルが上がってきたおかげだと思う。

 

自分は社会主義者ではないつもりだが、今なお問題になる「貧困とか弱者の問題をもっと解決する方向」に向かえば、案外日本などは国民の満足度の高い国になるのではないだろうか。