あまり遠大な将来ではなく、まだ中距離の未来も定かでないなら、まずは「すぐ先の目標」から具体的に考えていこう、という話を書いている。
そして長期・短期・ごく短期の目標を考えることが、なぜいいのだろうか?
自分はそれは「目標自身の評価・見直しができること」ではないかと思う。
一番短い今月とか、3ヶ月先の目標をまず立ててみて、そこに向けて少し進んでみる。
まるで手応えがなければ再考しよう。
「本当にこの目標でいいのかよ?」と考えてみる。
そして「もう少し続けるのか、思い切って変えるのかを考えてみる」機会を作るのだミソである。
いわゆる"目標のPDCAを回す"ということだ。
目標のテーマは「健康・仕事・家族・友人・趣味・休暇・お金・地位・使命(その他)」などにいついて考えればいい。
頻度は高いほどいいだろう。
「自分の目標にふさわしいことは何か」という最も難しいテーマを、短いPDCAで探っていく。
そのうち「手応えの感触のある方向」は必ず見えてくると思う。
正解のゴールのない時代の「テーマ別PDCAサイクル」は案外、いろんな方向の自分探しにつながるのではないだろうか。
昔は「決まったゴールの選び方」だったが、今は「マイゴールを選択していく時代」なのだ。
(つづく)