藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

会話がそのままデータに

*[ウェブ進化論]テキスト分析の時代に。

昨秋の時事メディアルに心のケアを助けるAI〜認知行動療法への活用〜という記事が載っていた。

AIは自動生成の書き起こしテキストから、会話バランスや患者との関係性構築など、多面的要素からセラピストのスキルを評価することができる。(中略)

心理療法の複雑な性質のために「相互作用の文脈に大きく依存する」ことを考慮した「文脈依存言語モデル」を採用していることを特徴とする。

 

音声入力ならぬ「自動生成テキスト」の精度が上がり、一気に「あちらの世界」に「膨大な話すデータ」が上がりつつある。

メールのテキスト量も多いが、音声はさらに膨大だ。

さらに

近年は、認知行動療法スマートフォンアプリで提供しようとする事例が急激に増えており、「デジタル治療を介した心のセルフケア」は大きなトレンドとなっている。

 

いよいよ「入手したデータを自分なりに加工して分析する時代」から「全くこれまでは収集や加工されていなかったデータ分析の時代」へと移り始めている。

自分たちが日々生きている「あらゆる営みがデータ化される時代」に入れば、自分たちの定性的な部分が数値化されて白日の元に晒されることになるだろう。

 

特に政治家とか、経営者とか言われる人たちが、どんなことを口にし、どんな説明をしていたのかがきちんと記録される時代になるのは、実に喜ばしいことだと思う。

 

意に沿わないポジショントークはやめた方がいいでしょう。