藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

攻めと守り(2)

*[ウェブ進化論]改めて優先順位を。

過去の失敗は、実は後から振り返ってみれば、大抵防げるものだったという話を昨日書いたけれど、これがずっと「失敗を防ぎ続けているだけ」で、そのうち成功するのかというとどうもそうではない。

攻撃は最大の防御、と言ったのは孫子らしいが戦争の話ではないので「チャレンジは最大の防御」といったところだろうか。

成功のためにはチャレンジが必要で、そしてチャレンジには失敗がつきものである。

 

失敗を防ぐことと、うまくリスクを取る(つまりメチャクチャ危ないことはしない)ことは別々に考える必要があるということだ。

なので自分の日常についても「攻めと守り」に分けて考えてみると自分の特徴がよく分かる。

自分の場合は仕事でも人間関係においても「攻め」に目が行きがちのようだ。

いやもっと言うと「守りが甘い」ということに気がついた。

安定させるとか、安定的な関係を維持する、と言ったことに対する注意がほとんどないような気がする。

大丈夫か俺よ。(汗)

 

それにしても「守るとか維持」というのは、例えば"健康"のように実はとても重要なことのはずだが、派手さがないためかつい後回しにされがちのようだ。

 

改めて守るべきものは何か、そして攻める体力にも限界があるから「本当に攻めるべきは何か」を年初に考えたいと思う。