*[ウェブ進化論]足りないものを埋めていく。
これまで60年近く生きてきて、新しいことに挑戦してうまくいかなかったことは星の数ほどはないが、ずい分たくさんある。
小さな失敗、大きな失敗をたくさんしてきたわけだが、『実はその失敗には「その都度足りなかったもの」があった』ということに気づいた。
「お金が足りなかった」「業務知識が足りなかった」「人が足りなかった」「分析が足りなかった」「覚悟が足りなかった」
トライ&エラーとは誰が言った言葉だろうか。
「エラーの数」が大事なのではなく「エラーから得たものの数」が大事なのだ。
どんどんエラーをすべくチャレンジして、そして「エラーの原因を学ぶ」というのが最高の"成長サイクル"なのだと思う。
以前も少し書いたけど、これは読書とか机上のシミュレーションではなぜか絶対に身につかないことである。
失敗が重要なのは「そんな挑戦の姿勢」を続けられるのかどうかということなのだろう。
アントニオ猪木みたいな感じだ。
そしてチャレンジをせず「守りに入る」と、途端に成長からは遠ざかってしまう。
「成長することと、失敗を恐れずチャレンジすること」というのはほぼ同じ意味なのではないだろうか。
失敗しに行くのではなく、成長しに行くのだと口にしたい。