藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

プロに接すること。

できれば、特に社会人になってから「何かのプロ」に師事することを勧めたい。
習い事の多くはシングル世代から始めるものが多いけれど、それもいいが「四十の手習い」というものはなかなか味わいのあるものだ。

いやいや。
味わいというよりもっと深く勉強になると思う。

社会に出て、一通り仕事もこなすようになり、世間的には「一人前」となった後で。
再び「一からの自分」を演出できるのが四十の手習いなのだ。

やらないのは実にもったいないと思う。

一人前の経験と立場において、その自分が「まるで生まれ変わるように」入門者になる。
「その世界の中」では新生児の赤ちゃんみたいなものだ。

一人だ立つこともままならず。
少し目を離すと途端にアブないことをする。
けれどやればやっただけのリターンもあり、「そういうこと」は大人の方がよくわかっている。

大人と子供を両方経験するようなものが、大人の稽古なのだ。
しかもそれをいくつかやってみるのも面白そうだ。