藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

このディープな世界。

特許との出会い。

今日、天皇陛下に孫が誕生し、号外が飛び交っている。が、私にとっては、もっと身近な号外があった。
一昨日発売の週刊東洋経済に、我々の特許の特集が採り上げられた。(9/9,〝あの「お財布ケータイ」で特許“侵害”紛争が勃発!?〟p92)


㈱グラヴィトン代表の杉中が紹介されている。
杉中は、私が特許の世界に足を踏み入れることになったきっかけの人であり、師匠でもある。


セルフ・ラボに閉じこもり、アイデアを昇華し、文章と図ににまとめる。
そして特許明細書を仕上げてゆくひたむきな様子もさることながら、権利化された特許に対する執着心は鬼気迫るものがある。

特許をめぐる闘い。

特許は、いわば〝特許査定が下りてから〟が勝負である。
無効審判が起こされ、知財高裁に上がり、数年がかり。
その間も事業化のため、企業への粘り強い交渉を続けてゆく。


弁護士、弁理士など周りの専門家も辟易する戦いの中、杉中の闘志は翳ることがない。

知財立国は自分のこと

これからのプロパテント(知財重視の時代)の中、少しでも多くのビジネスマンに、特許のすばらしさ(と大変さ)を知ってもらえればと思う。


今回のお財布ケータイも、どんでん返しのドラマの連続だったが、今後の特許事業化プランも、随時ご紹介していきたい。


ブログからでも、苦楽を共にする仲間と知り合えるかもしれない。
いよいよ闘いの本番の幕開けのようである。