BSクラシック倶楽部より。
その繊細な音色。
まさに音を紡(つむ)ぐ、か。
バッハ イタリア協奏曲BWV971.
テンポよく序奏部から、すでに音が四方八方に広がり出す。
カトリン・フィンチ。
英国国立ユース・オーケストラの首席ハープ奏者を6年間務めた。
27才でロイヤル・ハーピストの称号を得る。
10才でプロオーケストラのメンバーに選ばれる神童で、
2001年から4年間は英国皇太子のお抱えハーピストも務める。
水の辺(ほとり)にしつらえたステージで、いつ始まるともなく次の曲へ。
ドビッシー 「月の光」。
たちまち音が湧き出る、溢(あふ)れ出る。
打楽器やピアノのように刹那的でなく、
弦楽器のように直線的でもなく。
奏者の手元から球状に広がる音の層を感じる。
yourubeで探したのだが、まだ画像はなかった。
自分でどんどんアップしたいところだが、著作権の問題で難しいのだろうな、とさびしく思う。
アップした方がオリジナルの売れ行きだって、絶対良くなると思うのだが。
- アーティスト: フィンチ(カトリン),ファリャ,スメタナ,サン=サーンス,バッハ,ドビュッシー,マサイアス,アルベニス,フィンチ,クロエ(ハンスリップ)
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- 発売日: 2004/06/02
- メディア: CD
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まったく、日本の著作権たら。