藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

酒に飲まれて


いつの頃からだろうか。


そう言えば、二十代に一度か二度あったか。

深酒をして、深夜の記憶がなくなること。
それが三十代を経て、四十代。

普通に、記憶がなくなる。

今年の夏など、一次会の記憶すらなくなっているのには驚く。


どうも「糖分」を摂らないことと関係しているようなのだが。
それにしても飲んでる最中の自分の人格をただただ信じるばかり。の心細い昨今である。


この先、もっと年を取っていったら、いったいどうなるのやら。
同い年くらいの政治家が、酔ってセクハラのニュースなどよく出ているが。(汗)


飲むペースもやたらと速く。
全然味わっていない。

酒、を飲むこと


先日、もう三十も上の先輩と飲んだ。
日本酒をちびーーーちび。


恍惚感の沁みてくるような顔つき。
だが、乱れない。
これが「老」の飲み方か、と改め感心した次第。


そして、またその後の記憶がないのは、まったく始末に負えぬ。


まだまだ悟りには程遠いことを痛感。


酒も、きちんと正面から飲む「飲酒道」があるのだろう。
その「とば口」に自分も立っているのかもしれぬ。

まっとうできるだろうか。